node-adrsir

ラズパイの小亀ボードである、ビット・トレード・ワン社製のADRSIRボードで赤外線リモコンの学習、送信を行うためのモジュールです。

使用方法

初期化

const adrsir_factory = require('node-adrsir');
const ir = new adrsir_factory();

I2Cのバスなんかは決め打ちなので、必要に応じて書き換えてください。

赤外線データ読み出し

ADRSIRボード内に記録した赤外線データを読み出します。

async function read() {
    const no  = 1; // 記録番号（赤外線を記録したADRSIRのボタン番号）
    const buf = await ir.read(no);
    console.log(buf.toString('hex'));
}

赤外線データ書き込み

ADRSIRボードに赤外線データを書き込みます。

async function write(file) {
    const no   = 1; // 記録番号（赤外線を記録するADRSIRのボタン番号）
    const fs   = require('fs').promises;
    const file = await fs.readFile(file, 'utf8');
    await ir.write(no, Buffer.from(file, 'hex'));
}

赤外線送信

ADRSIRボードから赤外線データを送信します。

async function send(file) {
    const fs   = require('fs').promises;
    const file = await fs.readFile(file, 'utf8');
    await ir.send(Buffer.from(file, 'hex'));
}

サポートコマンド

コマンド	内容
readir.js	node readir.js no 指定番号の赤外線データを読み出して表示
writeir.js	node writeir.js file 指定ファイルの赤外線データを指定番号に書き込み、ファイルの中身はreadir.jsで表示したそのまま
sendir.js	node sendir.js file 指定ファイルの赤外線データを送信、ファイルの中身はreadir.jsで表示したそのまま

使用環境

以下のような環境で使用しています。

項目	内容
ホスト	Raspberry Pi 3B+ Raspbian Stretch Lite