Rest Client Cognito

このツールはCognitoからアクセストークンを取得するための認証用Webサーバーを起動するものになっています。

開発背景

私はVisual Studio Code ExtensionのREST Clientを用いてWebAPIの検証を行っていました。
しかし、このExtensionだけではCognitoのアクセストークンを取得することができません。
なので、Cognitoの認証サーバーをnodeを用いて簡易にアクセストークンを取得できれば検証作業が簡易になると思いこのツールを作成しました。

準備

準備としてプロジェクトフォルダ直下に.envファイルを作成してください。 その中には次の項目を必ず含めるようにしてください。

• RCC_USER_POOL_ID: CognitoのユーザープールID
• RCC_CLIENT_ID: アプリクライアントID
• RCC_USER_NAME: ログインするユーザー名
• RCC_PASSWORD: ログインするユーザーのパスワード

使用方法

rccかrcc -p 4000コマンドをコールするだけでCognito用認証サーバーが起動します。

-pオプションを使用することで起動するサーバーのポート番号を変更することができます。
また、ポート番号のデフォルトは3000番になっています。

curl localhost:3000/loginでアクセストークンを取得することができます。
以下の構造が取得に成功した際のデータ構造になっています。

{
  "token": "アクセストーン"
}

REST Clientを記述しているファイルに次をコピーして利用してください。

@rccPort = 3000
 
###
 
# @name login
 
GET http://localhost:{{rccPort}}/login
 
@authToken = {{login.response.body.token}}